サイクリングしながら楽しむ東京下町観光

地下鉄などの公共交通機関が発展している東京だけれど、たまには自転車で街の景色を眺めながらの観光も楽しいもの。特に観光地が点在する日本橋や浅草などの東京の下町情緒あふれる、城東エリアは平たんな道も多いので自転車で巡るのに最適です。最近ではシェアサイクルなど、気軽に自転車をレンタルできるサービスが増えています。街の雰囲気や季節ごとの風景を肌で感じながら自転車での東京下町観光をぜひお楽しみください。

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東京駅からスタート➡自転車で約10分➡甘酒横丁➡自転車で約9分➡江東区深川江戸資料館➡自転車で12分➡旧安田庭園➡自転車で約12分➡桜橋➡自転車で約6分➡今戸神社

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甘酒横丁

庶民の味を楽しめる下町の散歩道

東京駅から自転車で10分ほど走ると、江戸の中心地として栄え、粋な下町の面影を残す日本橋人形町に到着。地下鉄人形町駅から明治座まで続く400mほどの通りは「甘酒横丁」と呼ばれ、江戸時代から続く伝統工芸店や数々の老舗が立ち並びます。創業100年を超す甘味処も多く、暑い時期はソフトクリームやかき氷を食べながら涼み、寒くなる季節には、アツアツのたい焼きや甘酒で温まりながら、下町の散歩道を散策。サイクリングの休憩にもおすすめのスポットです。

所在地:東京都中央区日本橋人形町2丁目
http://amazakeyokocho.jp/

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江東区深川江戸資料館

江戸時代の町へタイムスリップ!

甘酒横丁から隅田川に架かる清洲橋を渡り、清澄白河へ。ロースタリーやカフェが点在するコーヒーの聖地としても知られるエリアですが、もともと歴史ある江戸の下町。そんな清澄白河でぜひ足を運んでほしいのが「江東区深川江戸資料館」です。江戸時代後期(天保年間)の深川佐賀町の町並みが実物大で再現されていて、その時代に庶民がどのような生活をしていたのかをまるでタイムスリップしたかのような感覚で学ぶことができます。英語での解説ボランティアもあり、外国人観光客にもおすすめ。

所在地:東京都江東区白河1-3-28
https://www.kcf.or.jp/fukagawa/

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旧安田庭園

四季折々の風情が美しい大名庭園

清澄白河から北へ自転車で約12分。両国国技館のすぐ近くにあるのが「旧安田庭園」です。江戸時代の元禄年間(1688〜1703年)に作られた大名庭園で、かつては近くを流れる隅田川から水を引き、潮の満ち引きによって池の水をコントロールする潮入廻遊式庭園として整備されていました。現在はポンプを使って人工的に潮入が再現されています。心字池を中心にした庭園内には、アジサイやツツジなど四季折々の花木が配され、自然の風景を堪能できるほか、カモやサギなどの野鳥を観察することができます。

所在地:東京都墨田区横網1-12-1
https://visit-sumida.jp/spot/6085/

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桜橋

記念撮影も楽しめる歩行者・自転車専用橋

隅田川に架かるいくつもの橋の中で唯一、車が入れない、歩行者と自転車専用の橋が「桜橋」です。隅田公園の台東区側と墨田区側を結ぶ「X」の字の形をした桜橋の魅力は、なんといっても景色。東京スカイツリーを背景に記念撮影をしたり、春には隅田川の両岸に咲き乱れる桜を橋の上から堪能できます。橋の両端に立つオブジェは日本画壇の大家である故・平山郁夫画伯の原画を細井良雄氏が彫刻にしたもの。道幅も広い橋の上で自転車を止め、隅田川の景色をゆっくりと堪能できます。

所在地:東京都墨田区向島1-5
https://visit-sumida.jp/spot/6181/

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今戸神社

良縁のご利益がある招き猫発祥の神社

桜橋から6分ほど自転車を走らせると「今戸神社」に到着。招き猫発祥の地の一つといわれる今戸神社は、新選組一番組長の沖田総司が終焉を迎えた地。さらに、夫婦の神様を祭っていることから、縁結び、恋愛成就、夫婦円満などにご利益があるとされています。境内の至る所に招き猫の置物が点在し、招き猫をモチーフにしたお守りなどの授与品も多くそろっています。境内で人気者となっているのが、看板猫のなみちゃん。実際になみちゃんに会うことができれば運気もさらに上がるかもしれません。

所在地:東京都台東区今戸1-5-22
https://imadojinja1063.crayonsite.net/

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