臨海副都心で競技場、食、景色を堪能

日本のテニスの聖地と言われる有明テニスの森を中心に、臨海副都心に点在する話題の施設を回るルートを紹介。最新のデジタルテクノロジーを活用したアート施設や海外の旅行客からも人気の豊洲市場、さらには元徳川将軍家の歴史的な庭園などバラエティ豊かなスポットを巡ります。

ROUTES

ゆりかもめ「新豊洲」駅からスタート➡新豊洲駅から徒歩1分➡チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com➡ゆりかもめ「新豊洲」駅から「市場前」駅下車すぐ➡豊洲市場➡ゆりかもめ「有明」駅下車徒歩8分➡有明テニスの森➡ゆりかもめ「台場」駅下車徒歩3分➡フジテレビ展望室➡ゆりかもめ「汐留」駅下車東出口より徒歩7分➡浜離宮恩賜庭園

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チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com

自分が作品の一部になるアート空間

臨海副都心の交通機関「ゆりかもめ」の新豊洲駅から徒歩1分の場所にあるのが「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」。靴を脱ぎ、裸足になって、水や花を使った超巨大な作品空間に没入する感覚を楽しむアート施設です。作品空間はそれぞれにデジタルテクノロジーが駆使されていて、視覚や聴覚、触覚などさまざまな感覚を刺激。鑑賞者の動きによって次々にアートが変容し、まるで自分が作品の一部になるような感覚を味わうことができます。所要時間は1~2時間。幻想的な空間に佇んだり、写真を撮ったりしながら、今までに体験したことのない不思議な世界を堪能してみてはいかがでしょう。

所在地:東京都江東区豊洲6-1-16
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/

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豊洲市場

中央卸売市場でマグロのセリを見学

2018年に築地から移転し、開場した中央卸売市場、「豊洲市場」。新鮮な食材を求めて、食のプロが通う首都圏の大切な台所です。基本的に食のプロのみが出入りできる市場ですが、観光客など国内外の一般客も見学できる観光エリアが設けられています。早朝から行われるマグロや野菜のセリを見学したり、「魚がし横丁」でプロ用品やお土産を購入したり、飲食店街で食事を楽しむことができます。朝早くから繰り広げられる活気ある市場の様子をぜひご覧ください。

所在地:東京都江東区豊洲6-3
http://www.toyosu-market.or.jp/

豊洲市場で食べるならやっぱり新鮮な魚!

豊洲場内の飲食店「豊洲市場ぐるめ」には、市場に仕入れに来た食のプロが訪れる飲食店がたくさんあります。なかでも、市場直結という立地が最も活きる新鮮な魚介類をふんだんに使用したお寿司や海鮮丼は大人気。
http://toyosu.tsukijigourmet.or.jp

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有明テニスの森

オリンピック会場にもなったテニスのメッカ

東京2020オリンピック・パラリンピックのテニス競技の会場となったのが、有明テニスの森公園。緑に囲まれた敷地にセンターコート「有明コロシアム」のほか、ショーコート、インドアコート、屋外コートを備えた国内有数のテニス競技施設です。1万人を収容できる有明コロシアムは、スライド式開閉屋根システムによる全天候型の多目的スタジアム。「楽天ジャパンオープンテニス」や「東レパンパシフィックオープンテニス」など、テニスの国際大会や主要国内大会のほか、興行イベントなど幅広く使用されています。また、公園内には、芝生広場や遊歩道、ジョギングコースなどもあり、日常のスポーツの場として、近隣の住民にも親しまれているスポットです。

所在地:東京都江東区有明2-2-22
https://www.tptc.co.jp/park/02_03

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フジテレビ展望室「はちたま」

銀色の球体から望む圧巻のパノラマ

お台場でひときわ目立つ建物といえば、銀色に輝く大きな球体を抱くフジテレビ本社。日本を代表する建築家、丹下健三氏の斬新な建築デザインで知られるお台場のランドマーク的存在です。実は、ビルの球体部分は有料の展望室になっていて、東京の臨海エリアを一望することができるのです。フジテレビの25階にある球体展望室「はちたま」からはレインボーブリッジや東京タワー、スカイツリーといった東京を象徴するスポットのほか、冬の天気のよい日には富士山を臨むことも。地上約100mからの眺めは圧巻! 広々としていて、解放感のある展望室からの大パノラマに、感動すること間違いありません。

所在地: 東京都港区台場2-4-8
https://www.fujitv.com/ja/visit_fujitv/

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浜離宮恩賜庭園

海辺に造られた徳川家ゆかりの大名庭園

「ゆりかもめ」汐留駅から徒歩7分の場所にあるのが、国の特別名勝及び特別史跡に指定されている浜離宮恩賜庭園です。もともと徳川将軍家の鷹狩場で、歴代の将軍家の別邸「浜御殿」として築庭。明治維新後の1870(明治3)年に、宮内省が管轄する離宮として、明治天皇も度々訪れた由緒ある庭園です。海水を引き入れた「潮入の池」を中心とした園内には、将軍たちが賓客とともに食事をしたり、鷹狩りの際の休憩場所としても使用していた御茶屋が点在。360年以上前の築庭時の面影を残す風景と高層ビル群との対比も見どころのひとつ。様々な生き物や四季折々の花々が皆様をお迎えします。

所在地:東京都中央区浜離宮庭園1-1
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html

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