LEDディスプレイに映し出される映像と3Dサウンドに包まれる近未来的なENTRANCEを抜けると早速、お目当てのアトラクションが登場。「ロボットファイト」は、ロボットスーツを身にまとい、自らがその操縦者となって戦う、全く新しいタイプの対戦型アトラクション。2024年4月に登場したばかりとあって注目度も話題性も抜群に高いのです。装着するロボットスーツは重さ約15kgで、さすがに体全体にずっしりと重さを感じるものの、この重さこそがロボットとの一体感を味わえる重要なポイント。手元を操作して相手に向かってパンチをし、必殺技を駆使しながら相手に多くダメージを与えた方が勝ちなのですが、思うように体が動かないもどかしさたるや。だからこそ、勝利したときはアニメのヒーローになったような優越感に浸れ、最高の気分に。安全性も十分に配慮されているので、女性やお子さんもプレイを楽しめます。
続いて向かったのは、4階のATTRACTION ZONE。このフロアでは、世界的に人気のVRライド「LEKE VR」が日本で唯一(※2025年2月1日時点)プレイできるんです。RED°TOKYO TOWERで体験できる「LEKE VR」は4機種。その中で、最もスリルを味わえるという「Flying Cinema」を体験してみることに。
複数あるメニューの中から、激しさレベルが最強の「スーパー大振り子」を選択。早速、360°回転するシートに乗り込み、VRゴーグルを装着してスタート。目の前には超高層ビルが立ち並ぶ都会の風景が広がります。そこから巨大なブランコが動き出し、視界はどんどん上空へと上がり、宙に浮いた状態でブンブン、グルグルと、体が揺れる、回る。予想外の動きとスピード感に思わず、「うわーっ!」と叫んでしまうほど。今まで見たことのない光景と体験したことのないスリルに大興奮。ジェットコースター好きな筆者は、何度も体験したくなるほどハマりました。
息もテンションも最高潮に上がったところで、次は、息を潜めるようにプレイをする「だるまさんがころんだ」に挑戦。自分が動いていることがオニにバレたら即脱落のサバイバルゲームで、障害物を乗り越えながら、オニに見つからないように時間内にゴールを目指します。オニがいつ振り向くか分からないという緊張感がこのゲームの肝。最強のオニの裏をかき、ようやくゴールできたときの達成感はたまりません。
4階には他にも、ヘッドマウントディスプレイやアームセンサーを装着してフィールドを動き回り、熱いバトルを繰り広げる「HADO」などのARスポーツコンテンツが盛りだくさん。アトラクションの混み具合などを見ながら、さまざまなゲームに挑戦できます。
5階のULTIMATE ZONEの目玉は、バーチャルとリアル、両方の世界観を堪能する「レッド イーモーター」。人気のeモータースポーツのゲームタイトルを楽しんだり、最先端のマシンに乗ってレーシングシミュレーターを体験したりできます。本物さながらのコックピットに搭乗してレーサー気分を体験できる、モータースポーツ好きにとっては、まさに理想が形になった空間なのです。
5階では、ポーカーなどのマインドスポーツを楽しめる他、RED°オリジナルのフードやドリンクメニューを用意したカフェ&バーも。オリジナルのフードやドリンクで一息つきながら、次はどのコンテンツを体験するか考えるのも楽しみの一つ。約5600㎡もの広さを誇る屋内施設なので、天気に関係なく楽しめるのもRED°TOKYO TOWERの魅力。1日遊び放題のパスポートの他、17時以降利用できるナイトパスポートや東京タワー展望台との共通チケットもあり、いずれも閉館時間の1時間前までは再入場可能なのもうれしいポイントです。時間をたっぷり使って、最先端のARスポーツを満喫してみてはいかがでしょうか。
(2025年3月4日公開時点)
東京タワー直下でAR/VRなどの技術を体験
RED° TOKYO TOWER
WEB SITEエリア: 六本木 住所: 東京都港区芝公園4-2-8 TOKYO TOWERフットタウン内1階/3階/4階/5階