東京を代表する観光スポットとして絶大な人気を誇る浅草。寺院巡りや食事など下町散策を楽しむ合間に、体を動かしてリフレッシュできる場所があるんです。それが「浅草バッティングスタジアム」。浅草駅や浅草寺から徒歩およそ5分とアクセスも抜群。頭上に掲げた大きなグローブが目印です。
バッティングセンターというと、野球の経験がなければ楽しめないと思われがちですが、そんなことはありません。浅草バッティングスタジアムでは球速70km/hの低速も選べるので初心者でもバットにボールを当てる快感を味わうことができます。最速は150km/h。カーブやフォークなどの変化球もあり、バッティングの練習にもうってつけです。一つのレーンで3～4段階の球速があるので、少しずつ球速を上げて挑戦できるのもうれしいですよね。たとえ、思い切り空振りしても、それはそれで気持ちがいいものです。
そして、浅草バッティングスタジアムの特徴といえば、バーチャルピッチングマシーン。5レーン全てのピッチングマシーンのモニターにプロ野球の投手が映し出され、まるで本当に対戦しているかのような臨場感を味わえます。
また、ボールジャッジという機能を利用すると、高性能カメラで打球のスピード、飛距離、角度を測定し、ホームランやヒット、アウトを瞬時に判定できます。プレイ後に仲間と結果を報告し合えるのも魅力です。
楽しめるのは、バッティングだけではありません。浅草バッティングスタジアムでは、ストラックアウトも2レーン設置され、ピッチングも堪能できます。ストラックアウトとは、マウンドから投球し、ストライクゾーンの的にボールを当てるピッチングゲームのこと。浅草バッティングスタジアムのストラックアウトはゲームの種類が豊富で、9つの的全てに当てるストラック9をはじめ、2人で競うストラック16対戦、オセロのように楽しむストラックリバースなど4種類ものゲームを楽しむことができます。球速のスピード計測もできる上、難度によって得点が増えるなど、ゲーム感覚でピッチングを楽しめるのはストラックアウトならでは。
しかも、投球後に出てくるレシートに記載された二次元コードをスマートフォンで読み取れば、ゲーム結果を専用のクラウドに登録することが可能。全国ランキングも表示できるので、ピッチングに自信がある人は自分の実力がどのくらいなのか、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
バットも用意されているので来場は手ぶらでOK。その気軽さや浅草という立地の良さもあってか、店内では一人で来ている方、親子やカップル、外国人のグループなど、いろんな方々がバッティングやピッチングを楽しんでいます。中には、自分のバットで本格的に練習している人の姿も。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせてプレイできるのもバッティングセンターの良さですよね。
店内には、野球以外のゲームもあるのでさまざまな楽しみ方ができるのもポイントです。年中無休で営業時間は10時30分から23時まで。観光の合間に足を運ぶのもよし。食後に軽くプレイするのもよし。室内なので雨に降られたときに行くのもよし。カキーンという音とともにボールが飛ぶとそれだけで気分もスッキリ。ストレス解消や日頃の運動不足解消にもなります。見事ホームランを打てば賞品をもらえるほか、他のゲームでもハイスコアを出すとプレゼントがあるのだそう。浅草観光の際にはぜひ、バッティングセンターで体を動かす楽しさも味わってみてください。
（2024年9月30日公開時点）
