東京のどこにいてもピザを食べることはできますが、カリフォルニアスタイルのピザとなると、都内では貴重。六本木にある「トゥー・ドッグス・タップルーム」は、石窯で焼く本格的なカルフォルニアのピザを堪能できるとあり、人気を集めています。マネージャーの宮崎健二郎さんによると、お店はシアトル出身のマイク・ベルウェストさんが2013年に立ち上げたとのこと。ベルウェストさんは、クラフトビールとカリフォルニアスタイルのピザをアメリカンテイストの雰囲気とともに楽しめる場所を東京に作りたいと考え、このお店をオープンしたそうです。オープン直後からお店は大人気で、日本で働く外国人、特にアメリカ人のお客さんが多く、中には創業当時から通っている常連客も大勢。クラフトビール好きの日本人からは、アメリカの雰囲気を味と空間で存分に楽しめる場として知られています。
おすすめのフードメニューは、もちろんカリフォルニアスタイルのピザ。定番のペパロニやアンチョビ、カラマタオリーブ、ガーリックをはじめ、マッシュルーム、パンチェッタ、ベシャメルソース、トリュフオイルなど、さまざまなトッピングがあり、サイズ感もちょうど良い大きさです。ベジタリアンやビーガンの方は、カスタマイズしたトッピングで注文することも可能です。フィッシュ&チップスやスペアリブなどのメイン料理や、ケサディーヤ、チキンウィング、マカロニ&チーズといったサイドメニューなど、フードのラインナップも充実しています。
そして、圧巻なのは、アメリカや日本の樽生クラフトビールを25種類以上取り揃えたビールリスト!定期的に銘柄を入れ替えながら提供しているのも特徴で、ラガーやスタウトなど、バラエティに富んだビールを楽しむことができます。
バーは2階建てになっていて、特に1階は天井が高いので開放感は抜群です。1階には120インチのテレビ、2階には100インチのプロジェクタースクリーンがあり、アメリカンフットボール、ボクシング、UFCの試合などのスポーツイベントを定期的に放映しています。また、ベルウェストさんの出身地にちなんで、シアトル・シーホークスとマリナーズの試合を欠かすことなく放映するのもこのお店ならでは。
多くのファンを持つ「トゥー・ドッグス・タップルーム」がひと際盛り上がるのが、七面鳥と付け合わせが出されるサンクスギビング・ディナーと、月曜日の朝に行われるスーパーボウル・パーティー。特にアメリカ人駐在員からはとても人気で、このイベントを楽しみにしている方が大勢いらっしゃるそうです。接客スタッフは全員英語が話せるので、気軽に訪れ、くつろぐことができるのも人気の理由となっています。
「日本人のお客さまにとっては、国際的な雰囲気の中で、外国人の方々と交流できる貴重な場所だと思います」と話す宮崎さん。「といっても、あまり肩に力を入れず、美味しいピザとビール、そしてスポーツ観戦を楽しむといった、シンプルな気持ちでくるのがこのお店のいちばんの楽しみ方です」とアドバイスも頂きました。同じ場所に集って笑って過ごしながら、楽しい時間を共有する。そうしたバーならではの魅力を存分に味わえる一軒です。
(2022年7月1日公開時点)
Copyright © 2018 Tokyo Convention & Visitors Bureau. All rights reserved.